今後の事業拡大を見据えた
UIデザインのフルリニューアル
CLINICS(クリニクス)は、オンラインでの診療や服薬指導をサポートする、クラウド診療支援システム。UIUXデザイン・コンサルの専門会社Goodpatch(グッドパッチ)が、今後の事業の拡大性を踏まえつつ、アプリのUIデザインの大幅リニューアルを実現しました。
★既存アプリやサービスをもっと使いやすくするために、プロの提案がほしい
★事業拡大も視野に入れ、将来を見据えたリニューアルを行いたい
★今後の運用を自社で行っていくための引継ぎまで丁寧にしてほしい
株式会社メドレーが提供している「CLINICS(クリニクス) オンライン診療」は、自宅や職場などからネットを通して医師の診察・薬剤師の服薬指導を受けられるオンライン診療・服薬指導アプリ。
通院にかかる患者さんの負担軽減と共に、WEB予約・問診・オンライン診療・電子カルテ・レセコンといったシステムを提供することで、医療機関側の診療効率改善も目指しています。
このオンライン診療システム「CLINICS」アプリのデザインリニューアルを手掛けたのは、UIUXデザイン・コンサルの専門会社Goodpatch(グッドパッチ)。
アプリの将来像を可視化し、拡張性を視野に入れながらUIUXのリニューアルを行いました。
近年は、診療や服薬指導がオンラインで受けられるサービスも増えてきています。ですが、診療と服薬指導の両方を体験できるアプリはまだ少ない状況でした。ユーザーニーズの高まりを受け、オンライン診療アプリのCLINICSは、服薬指導にも事業領域を拡大。しかし、ユーザーが診療から服薬指導への導線に迷うケースが多く、そこに課題を感じていました。
そこでGoodpatchは、ユーザーへのヒアリングを実施。その結果、診療後のユーザーには「薬局に行きたいのではなく、処方箋を薬に変えたい」というインサイトがあることが判明。ユーザーにとって「処方箋を薬に変える」アクションがスムーズであることが重要だとわかりました。
この結果を受け、Goodpatchはアプリ上で処方箋というオブジェクトをスムーズに扱えるようUIデザインをリニューアル。処方箋がアプリにアップロードされると、トップページに処方箋が表示される、という明快なUIUXを提案しました。
これにより、リアルでの通院に近い形でユーザーが「処方箋を薬に変える」ことができる体験
を、CLINICSに実装。オンライン診療と服薬指導の分断の解消を試みました。
さらに、ユーザーの体験フローの改善・今後の事業領域の拡大を踏まえ、ナビゲーションの基本となるタブの最適化も実施。5つ存在したタブを「予約管理」「病院・診療所」「薬局」の3つ
に絞り込みました。
アプリの数年先まで見据えた構造にリニューアルするにあたり、このプロジェクトでGoodpatchがリデザインした画面は実に300画面以上。UIコンポーネント(ボタンやアイコン、パーツ等)やカラーの再定義から、文章の読みやすさを意識した文字組みの設計まで、細部までユーザビリティに配慮。
Goodpatchの手が離れたあとも、メドレー社の中でアプリの運用や改修に対応していくことができるよう、デザインの細かな設計資料やデータ・ファイル等の資産を丁寧にまとめ上げ、リニューアルに関わっていない今後の担当者でもスムーズに引継ぎが出来るように納品されました。
デジタルプロダクト開発(UI/UXデザイン)を中心に、ブランド構築・新規事業立ち上げ・デザイン組織支援といった、企業のビジネス課題に幅広くコミット。表面的なデザイン・アウトプットの納品ではなく、戦略立案フェーズからクライアントと共にチームを組み、目標の達成を目指して並走してくれるデザインパートナーとして、名だたる企業から厚い信頼を寄せられているUIUXデザイン専門会社です。また、デザイン会社では国内唯一※(2023年7月時点)の上場企業としても知られています。
当サイトではCLINICSのスマホアプリのUIUX事例の他、依頼ニーズ別にスマホアプリの事例も掲載しております。
ご依頼したい目的に合わせて確認してみてはいかがでしょうか。