ユーザーテストでアプリのUXを改善
食を通して人と人とがつながるアプリ、「キッチハイク」のUIUX改善を目的としたユーザーテストを行ったプロジェクト事例です。このユーザーテストを通じて、依頼したクライアント側にもポジティブな変化が見られました。
★UIUXの視点を持ってユーザーテストを行いたい
★根拠のあるサービスリニューアルを行いたい
★よりユーザーに寄り添ったサービスを提供したい
「キッチハイク」は、食を通じて人と人が出会うシーンを演出するグルメアプリです。
食事をしたい人がアプリ掲載の店舗と日付を選択し、4~6人集まったらお店に予約。当日はユーザーが店舗に集まり、食事会が開催されるというシステムです。
地域から届く食材で、ふるさとの暮らしを体験できるイベントなども開催しています。
「食でつながる暮らしをつくる」をミッションに、食で人と人とのつながりを演出するキッチハイク。運営元でありアプリユーザーでもあったため、「自分たちがあると嬉しいと思う機能」が、「ユーザーも欲しい機能と思う機能」なのかどうかが分からず、それが課題となっていました。
そこで、UIUXデザイン会社であるajike(アジケ)にアプリのUX改善を目的としたユーザーテストを依頼したのです。
運営元であるキッチハイクは、以前行ったユーザーテストで「吸い上げた情報の扱い方が分からない」「情報を活かしてどう改善したらいいのか分からない」という経験をしており、当初はテストを実施することに対してあまり良い印象を抱いていませんでした。
しかし、ajikeが行ったユーザーテストでは、ユーザーの言葉ではなく行動を見ることができたとのこと。
実際にユーザーがアプリを使っているところを見ることができ、「スクロールの仕方」や「もっと見て欲しいと思っていた情報が意外と流されている」といった状況を発見。運営側の意図と、ユーザーが欲しているもののギャップを肌で感じることができました。
これまでは、ユーザーの数だけパターンも分かれると考えていた運営元ですが、ユーザーテストによって「共同主観のようなものがある」ということが判明。
その共通認識を持てたことと、キッチハイクのサービスを前提としたajikeからのレポートと提案により、迷わずサービスのリニューアルに踏み切れたとのことです。
ユーザーエクスペリエンスを重視したサービスデザインを得意とするajike(アジケ)。クライアントのニーズに合わせたUIUXを提供できるよう、UXデザイナー・サービスデザイナー・UIデザイナーなどがチームを組み、一気貫通でのサポートを提供しています。また、誰もが「使いやすい」「分かりやすい」と思えるUIデザインも強みです。