使いやすい通帳アプリをUIデザインで実現
スマートフォンでゆうちょ銀行の現在高・入出金明細を確認できる、通帳アプリのUIUXデザインプロジェクト事例です。UIUXデザイン会社のFOURDIGIT(フォーデジット)が、ITに苦手意識を持つ人でも利用したいと思えるようなアプリの実現を目指しました。
★新規のサービス・アプリユーザーを獲得したい
★利用に際してのユーザーの不安を払拭したい
★サービスを通してブランドのイメージを高めたい
ゆうちょ通帳アプリは、スマートフォンから現残高・入出金明細の確認、送金を行えるサービスです。
ゆうちょ総合口座を利用していれば、アプリのインストール後に記号番号、氏名、生年月日、キャッシュカードの暗証番号などを入力するだけで利用可能。払込書やQRコードを読み取ることで、口座からの支払いも行えます。
幅広いユーザーを持つゆうちょ銀行ですが、今回のアプリ開発はITに対して苦手意識を持つ人がターゲット。
ネットバンキングに不安を持つ人、操作が難しいといった先入観を持つ人をペルソナに設定し、その人たちでも使いやすいアプリ開発を目指しています。
UIUXデザイン会社のFOURDIGIT(フォーデジット)はまず、ユーザーリサーチを行い、アプリのコンセプトやデザインの方向性を模索しました。
ユーザーの嗜好性・ライフスタイル・金銭管理といった面から調査を行い、どのような部分に壁を感じているのかを理解。
初めてアプリを利用する人でも受け入れやすい「安心・信頼」、気軽にできそうな「遊び心」「軽やかさ」などをキーワードにデザインを設計しました。
ITを苦手とする人でも壁を感じないよう、アプリの機能はシンプルさを追求。操作画面は淡色を基本に情報量が多すぎないよう配慮、直感的に操作しやすいUIを採用しています。
チュートリアルやスプラッシュ画面(ユーザーがアプリやWEBサイトを起動したときに表示される導入画面)においては、ポップアップ・イラスト・インタラクションを使って遊び心を演出。ゆうちょ銀行のブランドカラーであるグリーンを用いて安心感を醸成しつつ、軽やかなイメージに仕上げています。
アプリリリース時の広告・ポスター・リーフレットといったプロモーション制作まで対応することにより、一貫したコンセプトを反映。まだアプリを使ったことのないユーザーに向けて、「自分にもできそう」「楽しそう」という手の届く距離感をPRしました。
FOURDIGIT(フォーデジット)は、2001年の創業から現在に至るまで、ビジネスとユーザーを結び付けるデジタルデザインを提供。日本国内はもちろん、世界各国のさまざまな企業にとってのプロフェッショナルパートナーとして、デジタル施策・DX・サービス創出に伴走し続けています。幅広い年齢・国籍のメンバーが揃っているのも特徴です。