UXリサーチを用いてアプリの方向性を決定
北欧の食器や家具といった雑貨を販売するECサイト、「北欧、暮らしの道具店」のアプリ設計・開発を行った事例です。コアなファンも多い同サイトを、UXリサーチをもとに、サイトの方向性などを綿密に決定していきました。
★アプリの設計・開発を依頼したい
★UXを意識したサービスの提供を実現したい
★専門性の高いスタッフに悩みを相談したい
ビンテージの北欧食器を取り扱うECサイトとして2007年にスタートした「北欧、暮らしの道具店」。
現在は、北欧の食器・雑貨・家具などをはじめ、世界各国のセレクト商品・オリジナル商品の販売、丁寧な手仕事によって作られる国産の雑貨、生活の中の非日常を感じられるようなWEB記事などを提供しています。
「北欧、暮らしの道具店」を運営するクラシコムは、顧客像のアップデートを目的にSNS投稿をチェックするところからUXリサーチを開始。自社で提供している商品がユーザーにどう使われているのか、商品や読み物にどんな感想を抱いているのか、といった顧客の感情を読み取る作業を続けました。
これを継続していくうちに、ぼんやりとしていた顧客像が少しずつ鮮明になってくるのを感じられたとのことです。
定期的に行っているお客様アンケートの結果を、すべての社員が集まる全体会議で共有しました。これにより、「50~60代以上の女性ユーザーが予想以上に多い」「男性ユーザーが増えてきている」など、感覚としてなんとなく抱いていたことが数値として明確化。
UXリサーチを行ったことで、顧客の変化に全社員が気づくことができました。
さらに、オンラインでユーザーインタビューも再開。チームのエンジニアをはじめ、他部署のスタッフも同席のうえで、ユーザーと直接話す機会を設けています。参加したスタッフからは、「よりお客様像を明確にイメージできるようになった」「企画に役立つヒントを貰えた」など、良好な反応を得ています。
こうした取り組みなどをもとに、THE GUILDはアプリの設計・開発を監修。アプリのリリース後も継続的にPCDAを回しながら、理想的なサービス作りを目指し続けています。
また、アプリ内に掲載されているリトルプレスのWEB化をTHE GUILDのメンバーが担当するなど、THE GUILDの専門性が光るプロジェクトと言えます。
それぞれのメンバーが高い専門性・自律性を持っているTHE GUILD(ザ・ギルド)は、ギルド型のクリエイティブファーム(個々の裁量や自由を尊重した組織運営。プロジェクトが発生すると能力を持ったメンバーを集め、一つのチームとして機能)。各プロジェクトのニーズに合わせて、デザイナー・エンジニア・データアナリスト・ビジネスストラテジストといったメンバーの中から適した人材をアサイン。課題定義からグロースに至るまで、一気貫通のコミットを可能としています。
デザイン会社として日本初※の上場を果たした「(株)グッドパッチ」。“UI/UXデザインと言えば”と様々なメディアでも取り上げられ、名だたるエンタープライズ企業のUIUXデザインパートナーとして、厚い信頼を寄せられている会社です。グッドパッチが手掛けた健康アプリ「SUNTORY+(サントリープラス)」開発プロジェクトの裏側に迫りました。