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日本経済新聞電子版のユーザー獲得強化に関する支援事例

  • ヒューリスティック評価
  • 課題整理・改善実施
  • UI/UX
  • ユーザーテスト
  • 日本経済新聞社
  • Google News Initiative
日本経済新聞のUIUXコンサル事例01

引用元:ProximoHP(https://www.proximo.co.jp/works/nikkei_gni/)

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こんなお悩み・希望をお持ちの方に…

★自分たちだけでは思いつかないテストパターンを提案してほしい
★CVR向上のためのUI/UX支援をしてほしい
★価値を妨げている問題を発見したい

目次
何をUIUXデザイン・コンサルしたのか?

日本経済新聞電子版のユーザー獲得の強化のためのUI/UXデザイン支援

日本経済新聞社が発行している、日本経済新聞電子版におけるユーザー獲得の強化を目的として、Google News Initiative(GNI)と連携してUI/UXデザイン支援を行った事例です。さまざまな分析を通じて改善指標の洗い出しを行い、その指標に対する適切なアプローチを基にして日本経済新聞電子版の初月無料体験のCVR向上を支援しています。

ここがUIUXデザイン・コンサルポイント

改善指標の洗い出しと適切なアプローチの実施によりCVRが向上

データに基づいて改善内容を整理

まず、データに基づいた改善指標の特定を実施していますが、ここでは日経電子版の読者データと過去3年分のマーケティング戦略における複数の仮説の整合性に着目。その結果、改善指標の特定につながり、中でも「自分ごと化できる内容の接触」を軸に取り組みました。

さらに、さまざまな日経会員のステータスの中からターゲットユーザーを「無料会員」「非会員」の2種類に設定。読者データを基にターゲットユーザーにおける課題を複数のカテゴリに分けたところ、「情報の閲覧性」と「利便性」の2つの課題があることがわかりました。

有料会員・無料会員の機能認知度の違いを可視化

さらに、「有料会員」と「無料会員」の間で利用されている機能や利用状況の違いについて分析を実施したところ、下記のような違いがあることがわかりました。

  • 有料会員の場合:
    最も利用する機能は「紙面画像を閲覧できる紙面ビューアーの機能」であり、日経の利用によって世の中の流れを把握でき、時代の先読みができる点に価値を感じている
  • 無料会員の場合:
    多く利用されている機能は「アプリの通知やニュースメール」であり、「記事が探しにくい」「記事の理解が難解」であると感じている

以上から、日経電子版では記事ページから有料版になるCVルートの中で、読者に対し「日経電子版を購読するメリットが明示されておらず、無料会員や非会員が機能や価値を認識していない」という仮説が立てられました。つまり、有料会員が多く利用している紙面ビューア等の機能が認知されていない可能性が浮上しました。

機能的問題の発見と仮説検証を実施

「なぜユーザーに価値が届けられていないのか」という原因を探るため、ヒューリスティック分析を実施。ここでは「信頼できる」「使いやすい」「便利・役に立つ」「探しやすい」の4つの軸で評価を行っています。その結果、4つのサービスの機能的課題軸において「ユーザー自身が読むべき記事を探しにくい」点を優先度の高い課題として設定。これらの内容から、ターゲットユーザーとユーザーに対して価値になる可能性がある訴求軸と、「なぜ届いていないのか」という機能的課題を仮説ベースで特定。ABテストにて仮説検証を実施しました。

このように改善指標の洗い出しを実施し、その指標に対して適切なアプローチを行った結果、下記の通りCVR・CTR・課金開始数の向上につなげられました。

  • 非会員の初月無料体験のCVRが22%増加
  • 初月無料体験ボタンのCTRが23%向上
  • 無料体験後の課金開始数が9%向上
このUIUX事例を手掛けた会社は…?
Proximo
Proximo会社イメージ

引用元:株式会社Proximo(https://www.proximo.co.jp/)

Proximoは、ユーザーに対して「デジタルプロダクトを通じて生活を豊かにする」、クライアントに対して「ユーザー満足度を高め、ビジネスや事業の価値を向上させる」、そして自社のクリエイターに対して「クライアントと共に創造し、ユーザーに喜びを提供する」を事業の主要テーマとしています。これらのテーマを基に、デザインの専門家として「驚きと感動」をもたらすデジタルプロダクトを一貫して提供しています。

Proximo会社イメージ

引用元:株式会社Proximo(https://www.proximo.co.jp/)

当ページは下記ページの事例を参照しております。
参照元:株式会社Proximo公式HP (https://www.proximo.co.jp/works/nikkei_gni/)

3-SERECTIONS
依頼目的から選ぶ
おすすめのUIUXデザイン会社3選

UIUXデザイン会社といっても、それぞれ得意とすることに違いがあります。
まずはUIUXデザイン会社に依頼して何をしてもらいたいのかを考えた上で、企業を選定すると良いでしょう。
ここではUI/UXデザイン会社に依頼する目的別に、それぞれおすすめの会社を紹介します。

システムやアプリの
「使いづらい」を改善したい
Proximo
引用元:Proximo公式HP
(https://www.proximo.co.jp/)
常にユーザー目線に立ち
使いづらいを明確に言語化
実際に既存システムを利用するなど常にユーザー目線に立つことと、徹底したヒアリングを通じて業界特有の「分かりにくさ」「使いづらさ」を言語化。アプリ開発においてはストアのレビューで4.7の高評価を得た実績もあります。
Proximoに依頼した企業例
東京ガス、野村證券、JR東日本など
企業理念やロゴデザインを
刷新したい
グッドパッチ
引用元:グッドパッチ公式HP
(https://goodpatch.com/)
巻き込み型プロセスで
企業の「らしさ」を抽出
社員をプロジェクトに巻き込むプロセスを採用し、企業の「らしさ」を的確に引き出すことを得意とする企業。ユーザー体験をブランド体験へと結びつけ、ブランドが企業全体に自然に浸透する仕組みを構築することに評価を得ています。
グッドパッチに依頼した企業例
Muture、レイヤード、エブリーなど
デザインや実装など
スポットで依頼をしたい
crage
引用元:crage公式HP
(https://crage.co.jp/service/uiux-design/)
イレギュラー相談にも対応し
短期でも品質を落とさない
課題診断やUIデザインなど、スポットでのイレギュラーな相談にも柔軟に対応。既存の素材を活かすことを得意としているため、スポット依頼のような短期間の案件であっても、品質を落とさず実用的な成果の提供が可能です。
crageに依頼した企業例
NEWOLD CAPITAL、ヨコウンなど