引用元:ProximoHP(https://www.proximo.co.jp/works/nikkei_gni/)
★自分たちだけでは思いつかないテストパターンを提案してほしい
★CVR向上のためのUI/UX支援をしてほしい
★価値を妨げている問題を発見したい
日本経済新聞社が発行している、日本経済新聞電子版におけるユーザー獲得の強化を目的として、Google News Initiative(GNI)と連携してUI/UXデザイン支援を行った事例です。さまざまな分析を通じて改善指標の洗い出しを行い、その指標に対する適切なアプローチを基にして日本経済新聞電子版の初月無料体験のCVR向上を支援しています。
まず、データに基づいた改善指標の特定を実施していますが、ここでは日経電子版の読者データと過去3年分のマーケティング戦略における複数の仮説の整合性に着目。その結果、改善指標の特定につながり、中でも「自分ごと化できる内容の接触」を軸に取り組みました。
さらに、さまざまな日経会員のステータスの中からターゲットユーザーを「無料会員」「非会員」の2種類に設定。読者データを基にターゲットユーザーにおける課題を複数のカテゴリに分けたところ、「情報の閲覧性」と「利便性」の2つの課題があることがわかりました。
さらに、「有料会員」と「無料会員」の間で利用されている機能や利用状況の違いについて分析を実施したところ、下記のような違いがあることがわかりました。
以上から、日経電子版では記事ページから有料版になるCVルートの中で、読者に対し「日経電子版を購読するメリットが明示されておらず、無料会員や非会員が機能や価値を認識していない」という仮説が立てられました。つまり、有料会員が多く利用している紙面ビューア等の機能が認知されていない可能性が浮上しました。
「なぜユーザーに価値が届けられていないのか」という原因を探るため、ヒューリスティック分析を実施。ここでは「信頼できる」「使いやすい」「便利・役に立つ」「探しやすい」の4つの軸で評価を行っています。その結果、4つのサービスの機能的課題軸において「ユーザー自身が読むべき記事を探しにくい」点を優先度の高い課題として設定。これらの内容から、ターゲットユーザーとユーザーに対して価値になる可能性がある訴求軸と、「なぜ届いていないのか」という機能的課題を仮説ベースで特定。ABテストにて仮説検証を実施しました。
このように改善指標の洗い出しを実施し、その指標に対して適切なアプローチを行った結果、下記の通りCVR・CTR・課金開始数の向上につなげられました。
引用元:株式会社Proximo(https://www.proximo.co.jp/)
Proximoは、ユーザーに対して「デジタルプロダクトを通じて生活を豊かにする」、クライアントに対して「ユーザー満足度を高め、ビジネスや事業の価値を向上させる」、そして自社のクリエイターに対して「クライアントと共に創造し、ユーザーに喜びを提供する」を事業の主要テーマとしています。これらのテーマを基に、デザインの専門家として「驚きと感動」をもたらすデジタルプロダクトを一貫して提供しています。
引用元:株式会社Proximo(https://www.proximo.co.jp/)
当ページは下記ページの事例を参照しております。
参照元:株式会社Proximo公式HP (https://www.proximo.co.jp/works/nikkei_gni/)
UIUXデザイン会社といっても、それぞれ得意とすることに違いがあります。
まずはUIUXデザイン会社に依頼して何をしてもらいたいのかを考えた上で、企業を選定すると良いでしょう。
ここではUI/UXデザイン会社に依頼する目的別に、それぞれおすすめの会社を紹介します。